STORY OF A RESIDENT AND A CAT AND A DESERTED LIBRARY
彼女は頭を抱えて泣き出した。
そして私に向かってこう言った。
「☆Ψθめ†♂な≦Θなのか!!」
。。きょーれつすぎてよく覚えていない。
私はしがない探偵。
この館が、捜査中の事件と関係している事を突き止めたのだが。
二人も先客が居たとは。。
廃館になって何年も経っている事は確かなのだが、
館の所有者も判らずじまいなのだった。
私は、彼女にこう切り返した。
「☆ζ〆は≡λωω」
。。とっさの事であまり覚えていない。
私はしがない探偵。
捜査は難航しているというのに、私の口座は依頼主からのお金で満杯だった。
メールだけのやり取りで始まったこの依頼を、私は後悔しはじめていた。
依頼主には一度は会っておくべきだったと。
そろそろ晩御飯の支度をしないと、ジョンがかわいそうだ。
今日はあまり収穫がなかったがしかたがあるまい。
私はしがない探偵。
泣いている彼女にハンカチを渡し、館を後にした。
〔STORY OF A RESIDENT AND A CAT AND A DESERTED LIBRARY〕
挿絵( http://img.f.hatena.ne.jp/images/fotolife/s/sawani-co/20161120/20161120142953.jpg )