〇ο。☆CONSTABLUE☆。ο〇
Serial Budding 作戦 ユリース・G・バッタン・ファミリエ
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逐一報告致しておりましたとおり、食後のイグライキーの行動は、色んな部位を舐めちらかしていました。
さざなみの立たない夜などは顕著で、我々もつられてしまう程でしたが、ある時を境にその行動はぱたりとなくなってしまいました。
原因は不明ですが、なにか思いついたようなふうで、いつも窓の外ばかり眺めてるようでした。
我々はまたその行動が見たくて堪らなくなり、密かに用意した美味しげなスープなどを数点与えてみたのですが、結果は前回の報告書の通りです。
コーマイラキーに似た症状だとおもいますが、条件等の不確定要素が多い為よくわかりません。
時折、ぼろぼろの紙袋の中に突進しては目をまんまるにしていました。
この度、我々はこれを修得することに成功しています。
今回の作戦では、色彩の認知とその有無の調査がメインテーマでしたが、イグライキーの生態がほぼ夜行的である為困難だと思います。
しかし何かサーモグラフィカルな温度眼を持っていると感じています。
予測ですがイグライキーに限ってはターマルパークで何かしらのブリーフィングを受けていたのかもしれません。
もしそうであれば我々の行動が先読みされている可能性が懸念されます。
以上。
待機状態に戻ります。
〔CONSTABLUE〕
挿絵( http://img.f.hatena.ne.jp/images/fotolife/s/sawani-co/20161118/20161118175809.jpg )