カロリーステーション
事件は解決に向かっている いつもそうだ
ストップ・ザ・ピース!そう聴こえた
墓を掘り起こす 其れが俺の仕事なのかも知れない。
野郎「野郎ぉ! 頭が何グラムあったときゃの話をしてんじゃねぇんじゃ」
野郎「道端に転がされっぁんだぞぉラ!事の重さが判らねぇのかーアホぉがあ」
俺「奥さん落ち着いて下さい、細胞は生きていますから」
俺「ロキソニンを頼む。ちがう俺にだ」
俺「踏むなよ」
鑑識「良いと思いますよ好きにして」
野郎「やろぉぉ聞いているのか! 早く俺をやった奴を探して来いガキがぁ!」
俺は小さい頃に河原で兄とサッカーの練習をしたのを思い出していた。
兄は俺に言ってくれた「何も考えなくていい、思いっきり蹴ればいいんだよ」
川の向こう岸まで俺の蹴ったボールが飛んでいった、そんな夕暮れだった。
そろそろカロリーステーションに行ったほうがいいな。
〔カロリーステーション〕
挿絵( http://img.f.hatena.ne.jp/images/fotolife/s/sawani-co/20161118/20161118164605.jpg )