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LIPLAB

Welcome to my favorite place.

BLANDNEW DAYS REQUESTA

IMG_000380s_migratory-birdsんなところが痙攣を始めるている。止まっているのに動いている、そんな感覚だった。目に映る生きている意思は僕に希望と絶望を運び込んで来て、それは噛み砕く事が出来ないままでいると、そっと背中を押されるように呑み干さなければならなかった。光・鳥・僕。光・鳥・僕。 ひかり→とり→ぼく→壁…限りなく直線的に繋がりだす現象。それ自体が一種のコミュニケーションだという事なのかも知れない。 皆を繋ぐ要素を与えてくれているヒカノレ熱塊。太古から崇めるその意味もなんだか解った気がした。彼の炎は僕の中へもうもうと燃え移り、心を揺さぶっている。それは全てを灰に変えてしまうほどにパワフノレすぎた。 理解不能。そんな不確定な確信に満ちた朝はいつもように訪れる。 果てしなくそれらを要約する時、きみは渡り鳥にでもなりたいっていう事なのだろうか?そしてそれになれたとして果たしてきみの意思で行き先を決定出来てしまう事だったりするのだろうか?いやマジで。・・ただ影が僕の表面を滑りきってゆく。何も掴まれないまま明日を向かえる事ができるというのが信じられない。

んなある日、穏やかに陽光射す路地裏をひっそりと歩く家族が現われた。IMG_000389s_dacura路地は所々に深い影が落ちていて3人はその影を線上に繋ぐ軌道を採っている。小柄の男が家族の行く手を時折阻み、しきりにカメラのシャッターを切っていた、どうやら彼らの付き人らしい。 真ん中でちいさい子がしきりに笑う。

僕は知ってきたのだ。それは例え小さいと言われつづけておきながら、けっこう広いと思われる世の中には、光を待ち望む属性に加えその逆の闇に解け逝く性質とがあり、それらの間にはなんら隔たりは無く、いうならば互いに対を成しつつも線上を行き来できる感じの撓むシーソーのような関係において同一物性であると。

おでかけだキュラっ!!父と母に手を引かれながら、ちいさな子はそう言って二人の顔を見上げて笑っていた。日は暖かいのに路地を駆け抜けてゆく風は凍るように冷たく、僕は悪寒を感じて身を潜めた。・・たとえ深淵から生まれてきた命であろうとも、とある運命の価値は自分で決める事ができるという奇跡を信じたい。

空を舞う者達は翼の性能や体重に、小さなものは風や吹雪に自然に制約を課せられてしまった。IMG_000408_suicide
身体から生える翼を望もうとするのならば、自由も不自由も一緒に背負ってしまうね。
今の場所から離脱できない私には、心の中にこそ翼をもつべきだったんだ。